一般的に、安い卵は飼料や飼育方法を合理化し生産効率を高めたもの、 高い卵は飼料や飼い方などに経費をかけ付加価値をつけたもの、と言えます。 もちろん「高いから良い」「安いから悪い」とも一概には言えません。 昨今、卵マーケットは、イメージや宣伝が先行し過ぎているような印象もあります。 どういった飼料や飼育環境で生まれた卵なのか、どんな取り組みを続けているのか、 など生産者の一人としてもっと情報を積極的に発信していく必要があると感じています。 |
主飼料のトウモロコシ、大豆はPHF(収穫後に農薬を使用していない)、 NON GMO(遺伝子組み換えでない)のものを100%使用しています。 また海藻、醬油粕、発酵飼料、米などさまざまな飼料をオリジナルで配合し与えています。 配合の比率や内容は、季節や鶏の年齢も考慮し、緻密に変えています。 |
ほとんどないと思います。 ただ、卵黄色にはあきらかな違いが出ます(赤い殻の卵の方が卵黄色が濃い)。 また「味」の違いもあり、料理人の中には同じ飼料からできた卵でも、 卵殻色によって使い分けをしている方もいらっしゃいます。 |
「有用(Effective)」と「微生物群(Microorganisms)」を組み合わせた「有用微生物群」の略で、 開発者である琉球大学農学部 比嘉照夫教授により名付けられた造語です。 乳酸菌や酵母菌、光合成菌など、80数種類の有用微生物で構成されています。 抗酸化作用があり、鶏舎全体への散布、醗酵飼料、飲み水に使用しています。 弊社養鶏場では、鶏の健康を考え、殺菌ではなく「良い菌を増やして良い環境をつくる」という考えのもと、 積極的に実践しています。 |
おそらく嘘だと思います。産まれたの卵は粉がふいているように見えることもあり、 それで誤解されているのかもしれません。 現在、卵のほとんどは選卵機(洗って重さごとに分けていく機械)を通っていますので、 表面もつるっとしていると思います。 ちなみに、鶏は歳をとってくると表面がにざらつきのある卵を産むようになってきますが、 鮮度とは別の話だと思います。 |
おそらく質の良い飼料を与えているからだと思います。 また、炭やEM醗酵飼料を配合し、腸の環境を整えていることも要因の一つだと思います。 飼育環境も要因の一つで、鶏舎を清潔に保っていることも関係していると思っています。 |
あると思います。弊社の卵は飼料の違いから、それぞれにかなり風味の違いがあります。 生食なら「濃密」をお勧めしていますが、もちろん好みもありますので、実際に食べていただいて、 お好きな料理に使っていただくのが一番良いと考えております。 |
大丈夫です。また、一概に鶏舎といってもスタイルはさまざまで環境はかなり異なります。 弊社の鶏舎は高床式の開放鶏舎です。ケージもゆとりのあるものを使用し、 日光と風の入る自然に近い環境で飼育しています。 |
以下で取り扱っていただいております。(平成24年8月現在) 販売店一覧はこちら |